ムービーの作り方

ここでは手軽に利用できるフリーソフトだけを使ったムービーの作り方を紹介します。もちろん、かっこいいエフェクトや音響効果を入れたい場合にはそれなりのオーサリングソフトを用意が必要になります。しかしフリーソフトだけでもそれなりのムービーを作ることができるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

マシンスペック

ある程度のマシンスペックが必要です。Pentium4 2GHz程度ならば快適に作業できるでしょう。十分なHD空き容量も確保してください。

デモ録画

デモを録画します。/autorecord /stoprecord コマンドでデモ録画開始・停止ができます。1ボタンで行うスクリプトはこんな感じです。

//Demo record on/off toggle
set demoon "autorecord; set nextdemo vstr demooff; echo ^2Recording ^7demo"
set demooff "stoprecord; set nextdemo vstr demoon; echo ^7Recording ^1stopped"
set nextdemo "vstr demoon"
bind F9 "vstr nextdemo"

F9キーで録画開始・停止できます。

デモ再生と画像出力

解像度を 640x480に。maxfps を 20 にしましょう。

/com_maxfps 20

もしマシンスペックが貧弱でコマ落ちが起こるようならばmaxfpsをさらに落とします。カクカクしない映像を記録するには maxfps < 出力フレームレート に抑えるのがコツのようです。確認のためにfpsメーターを表示させたほうがよいでしょう。

/cg_drawfps 1

デモを再生します。F5キーを押すと24fpsで出力開始します。F40F1キーならばさらに出力フレームレートを落とすことができます。出力はTCEフォルダのscreenshotsフォルダに1コマずつ連番画像(TGA形式)として記録されます。もう一度F5キーを押すと出力終了します。

後で編集することを考えて、前後に余裕を持たせて出力しましょう。ちなみにBackSpaceキーを押すと右下のデモ再生メニューを非表示にすることができます。

AVI合成

VirtualDubを使って連番画像からAVIムービーを作ります。File → Open video file でファイルの種類を「image sequence」で先のTGAファイルの先頭を指定して、連番ファイルを開きます。Video → Frame Rate で24fpsを指定します。Video → Compression で圧縮方式を指定します。WMV9やDivXが一般的でしょう。何も指定しないと無圧縮になります。他のオーサリングソフトでさらに編集するならば無圧縮にしておいたほうがよいかもしれません。File → Save as AVI でavi形式で保存します。

デモを簡単にAVI変換

連番ファイルでAVIを作るとなると、どうしてもscreenshotフォルダがごちゃごちゃになってしまいます。Fraps:Ver1.9Dを使えば1ボタンで簡単にAVIファイルを作成する事が出来ます。ただし、現行VerのFrapsと違い、音声が録音できなかったり、録画解像度が640x480に固定されています。

日本語化パッチが名前はまだ無いさんのサイトで公開されているので、出来れば導入しましょう。パッチは、パッチのexeファイルをインストールしたFrapsのフォルダに移動させ、実行するだけで簡単に適応する事が出来ます。パッチを適応したら、Frapsを起動し、「録画機能を有効にする」にチェックを入れましょう。後はFrapsを起動した状態でTC:Eを起動し、デモを再生中に録画したいところでF9、もう一度押すと録画停止です。録画したAVIファイルはFrapsのフォルダ内に生成されます。

音声

ゲーム音声を入れるためには Audacity というソフトで録音します。入力をStereo Mixにすればスピーカ出力を録音できます。録音ボタンを押してから、再びデモを再生します。録音が終わったら適当に編集して File→Export As WAV で waveファイルに保存します。

映像と音声のミキシング

これが一番やっかいな作業かもしれません。VirtualDubで先ほど保存したaviファイルを開き、Audio→WAV Audioからwaveファイルを開きます。再生ボタンを押して映像と音声の位置を確認します。Audio→Interreaving から Audio skew correction で音声位置を調整します。単位はミリ秒です。マイナスの値も入力できます。再び再生して確認→調整。この作業を何度も繰り返して納得できる値が得られたら、とりあえずその数値をメモします。

本来ならばここで File→Save as AVI を選んで終了になるはずなのですが、VirtualDubでのミキシングはうまくいかない場合がありますので、その場合にはAviUtlを使ってミキシングをしてください。

AviUtlの使い方はVirtualDubとそれほど違いはありません。さきほどメモした数値を使って音合わせをして(残念ながらAviUtlにはテスト再生機能がありません)、ファイル→AVI出力で、ミキシングしたaviファイルを出力します。圧縮の設定にはくれぐれも気をつけてください。2回以上圧縮をかけてしまうと激しく劣化を起こします。映像と音声のそれぞれに圧縮の設定ができるので、必要がなければ「圧縮無し」を選びましょう。

撮影した映像の編集

撮影したムービーはいらない所があったりするので編集をします。編集に使うソフトウェアは、XPならWindows ムービーメーカーをオススメします。ムービーメーカーの使い方はGoogleすればいくらでも出てくるので省きます。コツとしては、「BGMに合わせる」ことと「長すぎないこと」を目標とすればいいものができるでしょう。頑張ってください。

おわりに

以上、ムービーの作り方を駆け足で紹介しました。各ソフトの使い方についての説明を省いてしまいましたが、ここで紹介したソフトにはそれぞれたくさんの日本語解説ページがあります。どうかそちらを参考にしてください。